訪問マッサージの考え方

チームケアへの取り組み

主治医、看護師、理学療法士などのチーム医療に入り、マッサージ師としてチームケアに取り組みます。
それぞれと連携をとりながら、一例ずつ誠実に対応していきます。

ご家族の負担軽減

関節可動域の拡大、疼痛の軽減、浮腫の軽減や残存機能の改善及び維持など、患者へのケアにより家族の負担を軽減させることにもつなげていきます。

体をいたわるやさしい施術

高齢者へのマッサージは軽い刺激で行い、痛みを我慢させるような施術は行いません。
長時間の施術についても、疲労させる場合があるため、行いません。

歩行しやすい状態へ、転倒しないように

施術の対象となる部位が自動運動できるところは、まず介助しながら、痛みのない範囲でゆっくりと動かしてもらい、施術者の確認と共に、患者様ご自身にも自覚していただきます。
患者自身の転倒防止のための運動療法をしたり、転倒予防のアドバイスを行います。

健康保険の適用

都市部においては、在宅医療に携わる医師も多く、訪問マッサージについての理解も得やすい傾向にあります。
しかしながら、地方部においては、地域によって、また健康保険組合などによってばらつきがあり、取り扱いには違いあります。
そのような実情がありますが、医師の同意のもと、健康保険を適用した施術ができるように努めています。